「セブで一番成長できる会社」で私が実感したこと

自己紹介

初めまして、北見と申します!
私は2021年1月に入社し、現在Web Consulting Unit という部署に所属しています。

2016年に大学を卒業した後、小さい頃から憧れていた自転車競技の選手となり、日本のプロツアーレースや国際レースに参戦していました。
しかし、プロの世界は厳しく、思うような結果を出せず身体の不具合も重なり20代半ばで引退。
その後、スポーツ用品のメーカーに就職し、営業を中心にマーケティングやWEBサイトの運営、パンフレット等のデザインなど幅広い分野の仕事に携わってきました。

そしてマーケティングに関わる中で、特にデジタル領域のマーケティングに興味を持ち始め、
この分野の仕事を専門的にやりたいと思うようになり2020年末に前職を退社し、ADWAYS PHILIPPINES INC. に入社いたしました。

なんでデジタルマーケティングに興味を持ったの?

WEBサイトの制作やコンテンツマーケティングに触れていたため、その流れで自然に興味を持つようになりました。

しかし、デジタルマーケティングに興味を持ったきっかけはもう一つ大きな理由があります。
それは、前職時代に経験した大きな失敗です。

当時私が勤めていたメーカーは、日本の一定層にはそこそこ人気が出てきたブランドで、
正直営業をそれほど積極的に行わなくても、製品自体はかなりクオリティの高いものだったため、
毎年順調に売り上げが伸びているといった状況でした。
一方で、海外展開はこれからといった状態。
海外事業を任せていただいていた私は、日本同様にアメリカなど現地の展示会への出展や小売店への営業回りをすれば、
売れるようになるだろうと考えていました。

しかし、いざ展示会に行っても代理店等の獲得はできず、現地で店舗周りをしても全く売れない。
しんどい思いをして真冬のシカゴや真夏のテキサスなどを駆け巡るものの、全く成果を得られず、どういう顔をして日本に戻ればいいのか悩む日々でした。

「ジャパンからやってきた得体の知れない人間が必死に説明してるけど、見たこともない製品だし値段も高い。買うまでもないかな。」
おそらくこんなようなことをみんな思っていたのかなと思います。

これまで一度も見たことも無い商品を、さらに値段も高額帯の商品の場合には試しで買う人なんてほとんどいない。
今考えればとても当たり前のことではあるものの、このことを実際に体験してとても悔しい思いをしました。

インターネット広告は広告を配信する先を限定することができます。
例えば、海外に行った際にYouTube を観ようとしたら普段は見かけない英語の広告が流れてきた経験はないでしょうか?
これはその国やその地域にいる人に限定して広告配信をしているものと考えられます。

もちろん社会人になってまだ1・2年目だったため自らの営業力不足等もあり、
認知度だけが全ての原因だったわけではないと思いますが、
デジタルマーケティングをもっとしっかり学び、自らの営業地域に向けてインターネット広告を配信し、
上手くプロモーションをして認知度を少しでも高めた状態で営業に臨んでいれば、
結果は変わっていたのかなとかなり後悔しています。

世界で一番丈夫で軽くて精度が高くて価格も手頃で日本中どこでも購入できる「腕時計」。
でも、この時計の存在を誰も知らなければ?
当然ですが売れません。
これはADWAYS PHILIPPINES INC. に入った際の研修時に渡された資料に書いてあった言葉ですが、
当たり前の内容ではあるものの、自分のした経験に通ずるものがあったため、
その時にハッとし印象に残ったものでした。

このような経験からデジタルマーケティング、ひいてはインターネット広告に興味を持つようになりました。

フィリピン/セブでの就職を選んだ理由とは

私がセブでの就職を選んだのには、主に2つの理由があります。

まず1つ目は、フィリピン人の国民性に惹かれたからです。
ADWAYS PHILIPPINES INC. に入る前は日本でオンライン英会話スクールで英語を学んでおり、先生の多くはフィリピンの方でした。
明るくて面白い先生が多く、話をしているうちにフィリピンという国に興味を持つようになり、
旅行でセブやマニラに行ってもフレンドリーな人が多くて楽しく、気付いたらこの国で働くのも面白いかなと思い始めました。
そして、フィリピンでの仕事を探す中でインターネット広告の代理店であるADWAYS PHILIPPINES INC. を見つけ、
セブで就職することになりました。

2つ目は、不便さゆえに様々な物事を考えさせられる場所だからです。
セブを訪れたことがない人は、セブ=南国のリゾートというイメージがあるかもしれません。
正直、私もセブを訪れる前は綺麗な海や白い砂浜などリゾート地であるという印象が強かったです。
もちろんそういった場所もありますが、そこにたどり着くためにセブの発展途上国の部分を通らないといけません。
セブは日本と違って都市部でも電車が通っておらず、雨季にはスコールが降ると道路が水没するなど交通インフラがかなり弱く、
日本ではあまり体験することがない経験をすることができます。

ただ、そういった不便さから「セブには何が足りず、何が必要なのか」「その必要なものを作ったりするにはどうすればいいのか」など
あまり不便な思いをせずに暮らせる日本では考える必要のない問題を自然に考えやすい環境かと思います。
もともと大学生の時はディベロッパーに興味を持っていた私には、そういった問題を思考(妄想)することがセブの魅力の一つでもあります。

この2点からフィリピン/セブに住み、働くのが私の人生にプラスになるものと感じ、
フィリピン/セブで就職することを選びました。

インターネット広告運用って何するの?

まずインターネット広告って具体的にどんなもの?という方もいらっしゃるかと思います。
一番メジャーそうなものだと、YouTube を見ていると動画が再生される前後等に出てくる広告が、いわゆるインターネット広告になります。
そして、インターネット広告には動画だけでなく静止画やGoogle 等で検索した際に文章のみで表示されるリスティング広告等があります。

では、そのインターネット広告を運用するとはどういうものなのかというと、主にPDCAサイクルを回していく仕事になります。

すでに広告を配信している前提ですが、大まかに言うと、なぜこの動画や広告文の効果は良いのだろうか、悪いのだろうかという点を考えます。
ここでいう効果の良し悪しは案件にもよりますが、どのくらいの広告費を使って1つの商品を買ったのか、もしくはアプリをダウンロードしたのかなどです。
動画や画像の内容が面白かったのか、それとも広告文がキャッチーなもので関心を引けたのか、はたまた広告をクリックした後のページの内容が良かったのかなどを
CTR やCVR などといった専門的な指標から推測、判断していきます。

そして、動画や画像、広告文のこの部分が良かった・悪かったのだろうという仮説のもと、
新しい広告を作り配信し、ある程度時間が経ったら再度分析してまた新しい広告を作成、配信といった流れを取ります。

このようなことを毎日複数の案件を行ったりするため、正直大変です。
しかし、自らの出した仮説が当たり効果改善に繋がると、はっきりと数値として現れるのがインターネット広告運用のやりがいだと私は思っています。

ADWAYS PHILIPPINES INC. の魅力

この会社にはさまざまな魅力がありますが、
私が最も魅力的だと考えているのは年齢や社歴に関係なく意見や自主性を尊重してもらえる点だと思っています。

私はインターネット広告運用担当として入社したものの、WEBサイト制作の勉強もしたかったため、
アドウェイズフィリピンのコーポレートサイト制作に携わりたい旨を上司に相談したところ、
入社から2、3ヶ月で担当させていただくことになりました。

会社の規模等にもよりますが、入社してすぐに採用された際の職種とは異なる分野にも携わることはなかなかできない経験かと思います。
そのおかげで、コーポレートサイトをフルコーディングで制作するという貴重な経験をすることができました。

その後、現在に至るまで興味のあった会社の広報活動等にも関わることができているため、
自らがやりたいことや自分の能力を発揮できる仕事・場所を与えてもらえることがアドウェイズフィリピンの魅力だと私は感じています。

あとは仕事外で言うと、アドウェイズフィリピンがあるセブという場所は旅行の出発地として最適という点ですね(笑)
セブ自体も魅力的な場所はいっぱいありますが、
航空券のチケットが日本出発よりも安いため、台湾やタイといった近隣の国に気軽に旅行に行くことができるのが魅力です。
ただ、まだ気軽には海外に行けない状況なので、コロナウイルスが早く収束して自由に旅行ができる日を心待ちにしています!

日々着実に成長し、自分らしさを持って仕事をする

私のモットーである「人生とは、今日一日一日のことである」というデール・カーネギーの言葉がありますが、
これは仕事に関しても当てはまり、毎日少しずつでも着実に成長した結果、大きな成功に結びつくものだと思っています。

そして、「自分らしさを出して仕事をする」という意味は人の言うことを聞かず、独りよがりに仕事をするというわけではなく、
自分にしか出せないようなユニークな意見や視点を持って仕事をするという意味です。

2021年入社のため、当社ではまだ一年目ではありますが、年齢自体はアラサーなので、私はいわゆる中堅社員といったカテゴリに入ります。
20代後半からはこれまでの経験等を仕事や会社に還元していくことが必要になってくる年齢であり、
各々の独自の視点や意見を持たずに日々仕事をしているのであれば、ただの作業者になってしまうと考えています。
「十人十色」という言葉がありますが、まさにその通りで人それぞれの経験やバックグラウンドから生まれる視点や意見、そして得意・不得意分野の内容があるかと思います。
当社は前述の通り、幸いにも社員各々の意見や自主性を尊重してもらえる会社です。

そのため、「ADWAYS PHILIPPINES INC.」という会社を通して経験できることは何でも挑戦・経験し、毎日着実に成長しつつ、
「自分らしさ」をしっかり出して仕事をして、ADWAYS PHILIPPINES INC. も成長させていきたいと思います。